おばあちゃんが言っていた
「子供は宝物。この世で最も罪深いのはその宝物を傷つける者だ」
これが解る人と友達になりたい。
青海波越後製菓です。今日は赤ちゃん言葉の話です。
最初に言うと、私は赤ちゃん言葉が好きではありません。成人した男女間のお戯れの話とは違いますよ。
気が向けば別の機会にするかもしれませんが。
私は『幼児の情操教育に赤ちゃん言葉を持ち込むべきではない』と思っています。
犬を見たら『これはワンワンだよ~』、車を見せては『ブーブーだね~』
これは主に孫を持つような中高年世代が幼児の遊び相手になった時に多いような気がします。
いやあなた方は馬鹿かと。
冷静に考えましょう。犬は『犬』、車は『車』なんですよ。言語はある程度の範囲で正しく教えないといけない。
第一、義務教育が始まっても犬をワンワンと呼ばせるのかと。車をブーブーと呼ばせるのかと。大人になって社会に出てもまだ赤ちゃん言葉を使ってる人がいるかと。まあいるけど。
そういう方向で問い詰めるとほぼほぼ「いや時期が来たら正しい言葉を教え直すから」と返ってきます。
いやあなた方は馬鹿かと。
そういう方々は、教え直す手間を要すると解っているのに『聞いてて可愛いから』とかいう毛ほども価値のないちっぽけな理由で、赤ちゃん言葉を幼子の脳に植え付けてるんです。
それがどれだけ悪辣な行為かを理解していただきたい。
そもそも大人の手間なんてどうだっていいです。子供の空っぽな脳には未来への可能性が詰まっているんです。幼稚な言葉で汚染しちゃいけないんですよ。
どうせ教えるなら『赤ちゃん言葉と日本語』で脳の容量を埋めるより、『日本語と外国語を教える』、『日本語で色んな犬種や車種の名前を一緒に覚える』ほうが一万倍も一億倍も有意義だと思いますよ。
子供は大人たちが癒されるための道具でも自己満足のためのおもちゃではありません。正しい言葉を教えましょう。
今日はこの辺で。
青海波越後製菓